ジオトレ講座

「謎解き・発見の旅」 ~ ジオツアーの新しいスタイルを目指して~(2022年3月6日)

ジオトレッキングの意義や、現在ジオトレアカデミーで開発中のジオトレッキングコースやジオウォーキングについてご紹介しています。

本動画は、「令和3年度筑波山地域ジオパーク学術研究助成金普及講演会」の基調講演を録画したものです。
(提供:筑波山地域ジオパーク推進協議会)

主任講師:久田 健一郎 ジオトレアカデミー 顧問

専門は地圏変遷科学。日本各地の他、西アジア・中央アジアなど世界各地をフィールドとしており、最近では考古地質学にも従事。筑波大学大学院生命環境系・教授(~2020;現在同大学院非常勤講師)、筑波山地域ジオパーク教育学術部会委員(2016~)、日本地学教育学会会長(2016~)、NHK高校講座「地学」出演講師(1995~)


ジオトレ講座を受講するとジオトレッキング研究会の準会員として、研究会サイト内のコミュニティに参加したり、研究会サイト内のコンテンツ(ワンポイントレッスンビデオなど)を視聴することができます。
なお、ジオトレインストラクターを目指す方(研究会正会員資格取得)は、すべての講座を修了する必要があります。

ジオトレ講座Ⅰは、ジオトレッキングを楽しむための教養講座です。ご自分の興味のある分野のみ購入して受講することができます。
講義内容は大学1・2年生レベルです。講座の目的や位置づけについてはジオトレアカデミーのWebサイトをご覧ください。

ジオトレ講座Ⅰ 地球科学概論 (noteサークルにて開講予定)

野外でジオを観察する際に知っておいてためになる「地球科学」の基礎知識を、研究の様子やその成果を交えて久田先生が解説します。全15回。

◇ オリエンテーション

地球科学概論の講座内容を紹介します。



◇惑星地球のシステム
◇太陽系の創成
◇地球の姿
◇地球史の最初期
◇地球の構成



◇大陸移動と海洋底拡大
◇プレートテクトニクス
◇世界の火山
◇世界の地震
◇造山運動



◇地形輪廻
◇河川の作用
◇地球表層環境(氷河とカルスト)
◇岩石循環
◇顕生代

ジオトレ講座Ⅰ 安全ジオトレッキング論 (noteサークルにて開講予定)

ジオトレッキングを安全に楽しむための基礎知識やフィールドサイエンス研究の方法を各専門の先生方に解説していただいています。



◇ 地図の読み方・使い方
 (産業技術総合研究所 特別顧問 小玉 喜三郎氏)
◇ 天候に応じた安全なトレッキング
 (気象予報士・登山ガイド 藤田 紳一氏)
◇ トレッキングの装備と歩き方
 (ジオトレアカデミー顧問 登山ガイド 佐藤 大輔氏)
◇ 理解度確認テスト



◇ 野外での地形・地質の観察
 (筑波大学准教授 鎌田 祥仁氏)
◇ フィールドでの遺跡観察
 (筑波大学名誉教授 常木 晃氏)
◇ 野山の湧水
 (総合地球環境学研究所/福島大学客員准教授 薮崎 志穂氏)
◇ 理解度確認テスト



◇ 岩石の年代測定
 (地学オリンピック日本委員会 理事 瀧上 豊氏)
◇ ジオパークと自然保全
 (筑波大学教授 杉原 薫氏)
◇ ジオトレッキングの実践とインストラクターの役割
 (ジオトレアカデミー顧問 久田 健一郎氏/荒川 和子氏)
◇ 理解度確認テスト


受講資格

受講に制限は特にありませんが、以下の条件を了解していただける方とさせていただきます。

  • 講義は大学1・2年レベルの内容となります。高校地学基礎レベルの知識があると理解が深まります。
  • ジオトレ講座Ⅰについては、インストラクターになることを目指す方でなくても、趣味や興味の範囲でジオトレッキングを体験したい方は受講可能です。
  • 講座を受講いただくと、準会員として研究会に参加いただけます(2023年3月末まで有効)。
    研究会では、会員専用サイト内の公開コンテンツ(チャット、コンテンツ視聴、Zoomによるオンライン会議など)にアクセス可能です(参加・不参加は自由です)。
    アクセスや受講ができる環境(PCやスマホなど)を持っており、通常の操作が行えることが必要です。(一般的なPCやスマホの操作などのQ&Aなど、技術的なサポートについてはジオトレアカデミーでは致しかねますのでご了承ください

【視聴お申込み手順】

現在、noteサークル内で受講できるように環境を準備しています。しばらくお待ちください。